小樽市の脳神経外科|医療法人小樽セントラルクリニック

北海道小樽市

0134-25-8000

ご予約・お問い合わせはお電話で

腕・肩・首のしびれ・痛み

〜 胸郭出口症候群について 〜

腕を上げたときにしびれや痛みが出る、肩から腕にかけてのだるさ・しびれが続くなどの症状には複数の原因が考えられます。このページでは代表的なものとして胸郭出口症候群についてご説明します。
最終的な診断は診察と検査によって行います。症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

末梢神経の病気

胸郭出口症候群

01どんな病気ですか?

胸郭出口症候群は、鎖骨と第1肋骨の間などで腕神経叢(上肢につながる神経の束)や鎖骨下血管が圧迫・牽引されることで、腕・手のしびれ・痛み・力の低下が起こる病気です。なで肩の若い女性や、重い荷物を担ぐ職業の方に多く見られます。診断が難しく、見落とされやすい病気のひとつです。

02主な症状

  • 腕・手のしびれ・痛み(特に小指・薬指側に多い)
  • 腕を下ろした状態(下垂位)で症状が悪化する
  • 重い荷物を持った後や、長時間同じ姿勢の後に悪化
  • 肩・首・肩甲骨まわりの慢性的な痛み・だるさ
  • 腕の冷感・色調変化・むくみ(血管型)

03原因・なりやすい方

なで肩(肩甲骨が下垂して神経・血管が引っ張られる)・頸肋(けいろく:余分な肋骨)・前斜角筋と中斜角筋の緊張・筋肉の発達不足が主な原因です。重いリュックサック・肩掛けバッグの常用、長時間のデスクワーク、スポーツ(水泳・バレーボール)なども関係します。20〜40代の女性に多い傾向があります。

04診断方法

誘発テスト(ライトテスト・アドソンテスト:腕を特定の位置に動かすと症状が出る・脈が弱くなる)を行います。頸椎X線で頸肋(余分な肋骨)の有無を確認します。

05治療方法

保存療法(まず試みる):姿勢の改善やストレッチなどの生活指導が中心です。重い荷物を肩から掛けないことが大切です。痛みに対しては消炎鎮痛薬を使います。当院では、薬物療法による治療と経過観察・生活指導を行います。②手術療法:保存療法で改善しない場合には、頸肋切除術・第1肋骨切除術・斜角筋切除術などの手術があります。手術が必要な場合は、対応可能な医療機関にご紹介いたします。

ご相談ください

腕や手のしびれ・だるさ・痛みが続く方は、当院でご相談ください。原因を見極め、適切な治療方針をご提案します。

なお、腕・手の急激な色の変化(紫・白)や冷感、腕の力が急に入らなくなった場合は、早めの対応が必要となることがあります。

※ このページの内容は一般的な情報提供を目的としています。診断・治療方針については、必ず担当医師にご相談ください。