手足のしびれ・感覚の異常
〜 糖尿病性神経障害について 〜
手足のしびれや感覚の異常には、さまざまな原因が考えられます。このページでは、その代表的なもののひとつとして糖尿病性神経障害についてご説明します。
最終的な診断は診察と検査によって行います。症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
01どんな病気ですか?
糖尿病性神経障害は、糖尿病により高い血糖の状態が続くことで末梢神経(脳や脊髄から手足へと伸びる神経)が少しずつ傷つき、手足のしびれや感覚の低下などをきたすことがある病気です。糖尿病の慢性的な合併症のひとつとして知られています。多くは左右対称に、足先など体の末端から症状が始まることが多いとされています。
02主な症状
- 足先・手先のしびれ、じんじん・ぴりぴりとした感覚
- 感覚が鈍くなる(触れた感じや痛み・温度を感じにくい)
- 足のつり(こむら返り)や違和感
- 立ちくらみ・便通の乱れなど(自律神経にも及ぶ場合)
- 感覚が鈍くなることで、足の傷ややけどに気づきにくくなることがあります
03原因・なりやすい方
糖尿病の状態が続いている方、血糖のコントロールが不安定な方などで起こりやすいことが知られています。糖尿病と診断されていても自覚症状が乏しいうちから神経の変化が進むことがあるとされています。
04当院での対応
当院では「手足のしびれ」の原因のひとつとして、問診と神経学的診察(手足の感覚・力・反射などの確認)を行い、頸椎症や手根管症候群など他の原因との鑑別を行います。必要に応じて血液検査や画像検査を行います。
糖尿病そのものの管理(血糖のコントロールなど)は内科での治療が基本となりますので、かかりつけの内科や適切な医療機関と連携して進めます。当院で糖尿病の管理・治療を行うものではありません。また、神経の状態を詳しく調べる精密な電気生理検査が必要と考えられる場合は、対応可能な医療機関にご紹介します。
ご相談ください
手足のしびれが続く方は、原因を確かめるためにも一度ご相談ください。特に、糖尿病を指摘されている方で足の感覚が鈍い・小さな傷が治りにくいといったことがあれば、早めのご相談をおすすめします。
※ このページの内容は一般的な情報提供を目的としています。診断・治療方針については、必ず担当医師にご相談ください。