急に進む手足の力の入りにくさ・しびれ
〜 ギラン・バレー症候群について 〜
手足の力の入りにくさやしびれが、数日のうちに急速に広がる場合は注意が必要です。このページでは、そうした症状をきたす病気のひとつとしてギラン・バレー症候群についてご説明します。
症状が急速に進む場合や、呼吸のしにくさ・飲み込みにくさを伴う場合は、速やかな受診が必要です。
01どんな病気ですか?
ギラン・バレー症候群は、体を守る免疫のはたらきに異常が起こり、自分の末梢神経が誤って攻撃されることで、手足の力の入りにくさやしびれが比較的急速に進行することがある病気です。多くは、風邪や胃腸炎などの感染のあとに起こることが知られています。進行が速い場合には、呼吸や飲み込みに影響することもあり、入院のうえ専門的な治療が必要となることがあります。
02主な症状
- 足から始まり手へと広がる、左右対称の力の入りにくさ
- 手足のしびれ・感覚の異常
- 歩きにくい・階段が上りにくい・立ち上がりにくい
- 症状が数日〜2週間ほどで進んでいくことがある
- 重い場合は、呼吸のしにくさ・飲み込みにくさ・顔の動かしにくさを伴うことがあります
03原因・なりやすい方
風邪や胃腸炎などの感染のあとに発症することが多いと知られています。はっきりとした誘因がないこともあります。特定の年代に限らず起こりうるとされています。
04当院での対応
手足の力が急に入りにくくなる、しびれが急速に広がるといった症状は、速やかな評価と治療が必要な場合があります。当院では問診と神経学的診察を行って緊急性を判断し、ギラン・バレー症候群が疑われる場合には、入院・専門的な治療が可能な医療機関へ速やかにご紹介します。
この病気は進行の速さによって対応が変わるため、当院で治療を完結するものではありません。急速に進む脱力や、呼吸のしにくさ・飲み込みにくさを伴う場合は、ためらわず医療機関を受診してください。
ご相談ください
手足の力の入りにくさやしびれが数日のうちに広がってきた場合は、早めにご相談ください。呼吸のしにくさや飲み込みにくさを伴うときは、速やかな受診が必要です。
※ このページの内容は一般的な情報提供を目的としています。診断・治療方針については、必ず担当医師にご相談ください。