顔がピクピクする・けいれんする
〜 顔面痙攣について 〜
顔の片側がピクピクと動く・自分の意思とは無関係に筋肉がけいれんするという症状は、顔面痙攣が原因の可能性があります。似た症状の疾患もあります。
最終的な診断は診察と検査によって行います。症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
01どんな病気ですか?
片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)は、顔の片側の筋肉が自分の意思とは無関係に、ピクピクと不随意に収縮・痙攣を繰り返す病気です。多くの場合、脳幹(延髄)のそばで顔面神経が血管に圧迫されることで生じます。命に関わる病気ではありませんが、日常生活や社会生活に影響を及ぼすことがあります。
02主な症状
- 目の周り(眼輪筋)がピクピクと動く(最初の症状として多い)
- 口角・頬がひきつれる
- まばたきが勝手に増える
- 顔の片側全体が収縮して目が閉じてしまう(進行した場合)
- 疲れ・緊張・ストレス時に症状が悪化しやすい
- 症状は片側のみ(両側同時には起こらない)
03原因・なりやすい方
大多数の場合、脳幹(延髄)から顔面神経が出るところ(神経根入り口帯)で、動脈が顔面神経を圧迫・刺激することで起こります。稀に脳腫瘍・脳動脈瘤・多発性硬化症などが原因のこともあります。40〜60代の中高年女性にやや多い傾向があります。
04診断方法
問診と神経学的診察(痙攣の部位・広がり・パターンの確認)で多くは診断できます。MRI検査(神経と血管の位置関係を確認できる特殊撮影)を行い、血管圧迫の有無と脳腫瘍などの二次的原因を除外することが重要です。
05治療方法
治療法には、ボツリヌス毒素(ボトックス)注射や微小血管減圧術(MVD)などがあります。当院では、診断と治療方針のご相談を行います。ボツリヌス注射や手術が必要な場合は、対応可能な医療機関にご紹介いたします。
ご相談ください
顔の片側がピクピクする・けいれんが続くなどの症状でお困りの方は、当院でご相談ください。MRI等による診断を行い、適切な治療方針をご提案します。
なお、顔の片側が突然まったく動かなくなった場合や、強い頭痛・めまいを伴う場合は、別の病気の可能性があり、早めのご相談をおすすめします。
※ このページの内容は一般的な情報提供を目的としています。診断・治療方針については、必ず担当医師にご相談ください。